蜜蝋ワックスの落とし方

こんにちは、meiriです!
今回はお久しぶりのDIYネタです。
以前作り方を紹介した蜜蝋ワックス。

磨いただけの木材に塗って仕上げたものがいくつかあったんですが、お部屋の模様替えをしたら色を塗りなおしたくなりました。
柿渋を塗りたいと思い、ひとまず表面の蜜蝋ワックスを落とすことにしたんですが、紙やすりだと摩擦熱で蜜蝋が溶けて落としきる前に紙やすりが目詰まりしちゃうんですよね。
そこで、何かいい方法はないかしらと思って調べてたんですが、ネット上には見つからず……。
試してみてベターな落とし方を見つけたので、記事にすることにしました。

こんな感じで落とせます

今回は、ホワイトウッドに蜜蠟ワックスを塗った木材で試していきます。
3年ほど日の当たるところに置いてあったので、だいぶ日焼けしてツヤっとした色になってます。

マステ貼って区切ったので、なんとなく境目が分かる

試したのは、左から、水拭き、水+台所用中性洗剤、水+台所用中性洗剤+重曹、何もしていない(蜜蝋ワックスを塗った)状態。

試しに磨いてみた

サンプルが小さくて分かりづらいですが、水拭き、水+台所用中性洗剤、何もしていない(蜜蝋ワックスを塗った)状態だと蜜蝋が溶けて紙やすりがすぐダメになるのに対して、水+台所用中性洗剤+重曹はちゃんと粉の状態

日焼けした色や染み込んだオイルは落とせませんが、表面の蜜蝋は落とすことができました。
今回は重曹を使いましたが、木材が変色する場合もあるので試す場合は自己責任でお願いします。

手順

それでは手順を説明していきたいと思います。

必要な道具

  • 雑巾2枚
  • 台所用中性洗剤
  • 重曹

研磨剤代わりに重曹を使用しています。
私はamazonで購入しました。食用グレードだし、いっぱい入っててコスパがいい。


※木材によっては重曹で黒く変色する可能性があります。目立たないところで試してから行うことをオススメします。

洗剤を薄めた水に浸してよく絞った雑巾を用意する

まずは、用意した雑巾のうち1枚を洗剤を薄めた水に浸してよく絞ります。

重曹をつけて磨く

右端が白いのは、LABRICOを使っていてこの部分だけ日に当たらなかったからです。

先ほど用意した雑巾に、重曹をつけて円を描くように木材を磨いていきます。

拭き取る

先ほど重曹をつけた雑巾とは違う雑巾を水で濡らして絞り、表面をふき取っていきます。汚れがつかなくなるまで繰り返してください。

お酢を薄めた水に浸してよく絞った雑巾で拭きあげる

最後に残っている重曹をお酢で中和します。
お酢を薄めた水に浸してよく絞った雑巾で拭きあげてください。

注意事項

この重曹を使った蜜蝋ワックスの落とし方、注意事項があります。
落とす時はいいんですが、蜜蝋を落としてから重曹が触れると木材の色が変色する可能性があります。(特に、1面を磨き終わってほかの面を磨いているときなど)

変色した木材

木材に含まれるタンニン等の成分が、アルカリ性の物質と反応して色が変わるようです。
この場合は、お酢を薄めた水に浸してよく絞った雑巾で拭くと目立たなくなります。

お酢で中和した後

※1度反応してしまっているので完全には戻りません。

今回蜜蠟ワックスを落とした木材は、この後、サンダーで磨いて柿渋で塗装する予定です。柿渋もタンニンなので濃く染まるのか、もしくはまだらに染まってしまうのか、中和がうまくいって問題なく染まるのか、ちょっと予想ができなくてドキドキですが、また折を見て記事にしたいと思います。

ちなみに、我が家にはなかったので試しませんでしたが、この原理だとジフなどの研磨剤入りの洗剤でも落とすことができそうです。ジフも重曹と同じくアルカリ性なので変色の可能性はありそうですが……。また機会があったら試してみたいと思います。