手紡ぎステップアップしたいなということで、書籍を購入しました。今回は本の紹介をするつもりでしたが、気づいたらほぼ雑記になってしまったので、読み物としてお楽しみ(?)ください(笑)
わたしと手紡ぎ
専門学校に通っていた時に綿花の種を分けていただいたのがきっかけで、糸紡ぎに興味を持ち、紹介していただいただいたのが、愛知県蒲郡市の竹島クラフトセンターというところ。綿花をカーディングして紡ぎ、コースターにするワークショップに参加しました。
その後、岐阜のパレット(現:Gotow.)さんにてスピンドルでの糸紡ぎ方法を体験させていただき、
デンマークへの留学中に仲良くなったおばあちゃんに糸車で紡ぐ方法を教えてもらって今に至ります。(私の持ってる糸車にそのおばあちゃんの名前を付けさせてもらったんですが、その話はまた次の機会に。おばあちゃん元気かなぁ。)
デンマークではアートヤーンが珍しく(本人たち曰くデンマークはプレーンな糸が多いとのこと)、日本から少し変わった糸を持って行ったところ、すごく珍しそうに、楽しそうに話しかけてくれて、話に花が咲いたのを覚えています。
糸紡ぎ、ステップアップしたい
日本に帰国後、私自身が田舎へ引っ越してしまい、近くに糸紡ぎが習える場所もなく……。
もうちょっといろいろ作ってみたいな、アートヤーンってどうやって作るんだろう。と思いながら、ネットで検索してみても、いまいち良い情報が見つからず。
ビギナーだったのもあって、この素敵なアートヤーンの紡ぎ方が知りたい、と思っても名前がわからなくて検索できないなんてこともあり。
書籍も探してみたんですが、当時はよさそうな手紡ぎの本って外国のものばかりだったんですよね。
で、最近になって検索をかけてみたところ、なんと日本語のアートヤーンの本が発売されている!?
ちょっと運命を感じてアマゾンで購入してみました。
糸紡ぎのテクニックとデザイン レビュー
著者の青島由佳さんはkakara woolworksというウールに関わる道具や、モノを販売されている方です。
本にしてはちょっと値段がお高めかなぁと思ったんですが、届いてみてこのお値段は納得!まず、分厚い。

肝心の中身。なんとほぼ半分近くがアートヤーンの紡ぎ方! 私もそこまで詳しいわけではないですが、少なくとも見たことあるアートヤーンの紡ぎ方はほとんど網羅されてるんじゃないかなぁと思います。アートヤーンが紡ぎたい方にはとってもオススメ!
写真もフルカラーで見やすいし、ところどころで作家さんの作品が紹介されているのも、見ていて楽しい!!
特に私が知りたかった、羊の毛のくりんくりんな房を活かしたアートヤーン(テイルヤーンというらしい)の紡ぎ方が載っていたので、めちゃくちゃうれしい!
ちなみにですが、私の持っているアシュフォードのトラディショナル(ダブルドライブ)という糸車でアートヤーンを紡ごうと思うと、おそらくフライヤーを買い足さないといけないので、この機会に買ってみようかなと思案中です。
糸車を買う際に迷ったのはキウイという糸車。結局、ザ・糸車な見た目でトラディショナルにしたんですが(笑)
アートヤーンを紡ぐならキウイでも良かったのかも。
今見てたらキウイ3というのが出てるんですね。私が検討してた時はキウイ2だった気がします。