こんにちは、meiriです!
今回はアシュフォードの整経台の組み立てを紹介。
整経台とは
「整経台ってなんぞや」と思われる方もいらっしゃると思うので、簡単に説明。
生地を織るときの事前準備として、必要な経糸(たていと)の本数を数えて、張りや長さを一定にする必要があります。その時に使用するのがこの整経台です。もう少し小さいものや、回転式のものもあります。
回転式の整経台は、その場に立ってくるくる回すだけで本当に簡単なのでオススメなんですが、なにぶん我が家には置くスペースがないので、今回はフレーム状の整経台を購入しました。簡単な作りなので、DIYが得意な人は材料を買ってきてイチから自分で作ることもできると思います。
織り機関連の組み立ては下記の記事からご覧いただけます。
組み立て手順
今回組み立てるのはこちらです。
組み立て手順は大きく3つ。
- 棒を接着
- フレーム組み立て
- 足をビスで固定
部品一式ざくっとひと袋にまとまっていますが、似通ったものは特にないので、どの部品を使うかで迷うことはなさそうです。
それでは組み立てていきます。
接着剤で固定
付属の接着剤を使って、棒を固定していきます。
少し臭いがするので、換気しながら作業するのがオススメです。
接着剤を塗布したら、フレームの穴のにぐいっと押し込みます。
その後、はみ出した接着剤を固く絞った雑巾でふき取りました。
18本あるので、根気よく接着していきます。
今回は、接着剤をつける部分以外は事前に柿渋で塗装して、蜜蝋ワックスも塗っておきました。
※雑巾が赤いのは柿渋をふき取った雑巾を再利用しているからです。
注意点
付属の接着剤のノズルは挿してあるだけなので、簡単に取れます。
1回目は靴下が犠牲に。そして画像は2回目。1回目でやらかして、2回目は気を付けていたものの、それでもポロっと取れて事故が起きるので、大事なものが犠牲にならないように、前もって養生したり、汚れてもいい服装で作業するなど注意してください。初回のやらかしの際はてっきりネジ式だと思って(思い込んで)いたので、なかなかびっくりでした。

フレームを組み立て、足をつける
ボルト、ワッシャー、ナットを使ってフレームを組み立てます。
ワッシャーの位置について、説明書に記載がなかったのですが、出来上がりの写真を見る限り裏側(棒が刺さっていないほう)でいいと思います。おあつらえ向きにちょうど凹んでますし。
小さい穴が開いているので、そこにゴム製の足を付属のビスで固定して完成。

使い方
使い方はアシュフォードの公式Youtubeで動画を見ることができます。
英語での説明ですが、初めての方でも動画を見れば使い方は大体わかるかなと思います。